ALBUM REVIEW
独断と偏見(ギターミュージックへの偏愛?)のElectricS heepLand 基準によって
選ばれたRockなアルバムを勝手にレビューするコーナーです。

VOL.1
A LITTLE SOUTH OF SANITY        Aerosmith

エアロスミスのLive Alubm 「A LITTLE SOUTH OF SANITY」ですが 発売当時は
毎日通勤の行き帰りに 車で大音量で聞いてましたねー(笑)。

  個人的には最近ヒットが無かったのですが これは久々の当りでした。
ホント長年やってるだけあって ウマイですわ。特にLiveでのスティーブン タイラー
の獅子奮迅の頑張りようには驚かされるばかりで....... 良く歌ってます。
(うまいし、パワーあるし 疲れないのだろうか と心配になってしまう)

Guitarの2人も冴えていてオーバーダビングができないLiveで可能な限り弾きまくって
いて、ほれぼれしますわ。もっともブラッドのギターの音量が小さく、ミキシングは?疑問。
2本のギターがもっと、からんでくれないと。
(サポートメンバーがどれくらいいるのか よく解らないし、やっぱり 少しオーバーダビング
してるように感じる)
1998年 来日時に観に行かなかった事を 今ごろになってちょっぴり後悔です。

  ただおもしろいのは'70年代の曲の出来がよろしくない事。
Liveでもスタジオレコーディング通り忠実に演奏しようとしている最近(復活後)の曲
に比べて、'70年代の曲は明らかにレベルが落ちてるのが悲しい。
SAME OLD SONG AND DANCE、BACK IN THE SADDLE、WALK THIS WAY、DREAM
ON、MAMA KIN .....これらはそんな感じ。
MAMA KINは Guns'n Rosesのカバーと比べても劣ってる(T_T)悲...。

  やっぱりドラッグのなせる技だったのか、'70年代の「Live Bootleg!」(名盤!)
にあった勢い、荒さ、危うさ がなくなっている.......
今の(皆 いい年こいてるし)エアロスミスに同じものをもとめるのは 間違っている
のでしょうが あの頃には「'70年代ならでは」の良さもあっただけに
ちょっと複雑な気持ちです。

あ、なんか文句ばっか書いてるなぁ。
好きな曲の方が多いのでホントは気に入ってます。好きだよ。
自分がバンドで演奏した曲もある訳だし。(一応 言い訳)
2枚組としては破格に値段も安くて お得だしね。
 

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